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あとがき

 今回の講演会の事前準備として行われたアンケートですが、近畿圏のIBDを診察されている若手医師を中心に回答をして頂いた訳ですが、非常に多くの質問に、貴重な時間を割いて頂き、また丁寧な答えをして頂き、誠に有り難うございます。一般質問も含め、膨大な枚数のデーター集計に協力をして頂いた皆様に感謝申し上げます。

 私自身も、ホームページ版を作成するにあたり、改めて内容を見ましたが、同じような質問があり、回答された医師の皆様にとっても、くどい質問だなあ、質問内容が洗練されていないところもあり、今回、仕事のため全く質問作成に関与出来ず、講演会配布用語集の提供だけに終わってしまったこと、申し訳なく思っております。

 回答頂きましたアンケート結果:医師版だけでも非常に多くのコメントがあり、実は講演会終了後に、後日開催しました反省会の2次会にて、データー入力の方法が検討されました。患者会の皆様の協力で手分けし、西村さんが纏めて、参加しました各患者会にデーターがフィードバックされました。ページ数も10.5ポイントでA4 49ページにもなりました。 回答頂いた生データーから、同じ回答また、私の判断で分類上同じ内用を、纏めさせて頂きました。少しは見やすく読みやすくしたつもりです。

 私も仕事柄、エビデンスという言葉を毎日言われ続けておりますが、きっと、大学病院で、若手医師は、IBD(炎症性腸疾患)に関して、教授、助教授あたりから、EBM (Evidenced Based Medicine:根拠に基づく医療)を言われているのでは無いでしょうか? なかなか難しく統計的なデーター、大規模な臨床試験での結果に基づく診療、治療が選択出来ないのが、この分野でもあります。悪く言ってしまえば、医師、患者の経験的感が重要な疾患であります。EBMあれば、勿論結構です。

 実際にIBD診療される先生にとっても、この難しい、確立されていない治療する側のホンネも知りたいのでは無いでしょうか?この「アンケートの質問」は患者が、中心になって纏めていますので、患者のホンネも判るでしょう。患者さんにとっても、今受けている治療が果たして正しいのか?という参考になるかもしれません。ただし、アンケート結果を見ても、医師の間でも意見が分かれているのも事実であり、多くの質問の回答にもありますように、「場合による」「患者さんを実際に見ない上」での回答ですので、一概に、今の治療に不安を抱く必要はありません。このアンケートを公開するねらいのひとつとして、インフームドコンセントのひとつとして、もしくは、セカンドオピニオンの一つとしてお考え頂ければ、本企画に膨大な時間を費やしたスタッフも報われるでしょう。最後にこのアンケート結果が多くの患者またクローン病を診察する機会のある医師の参考になれば幸いです。
(あとがき:degudegu 2003-04-20)

          

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