無料文献検索を使おう!PubMed 使用マニュアル 中級編 2008-05-18 Upadate
著者で検索する場合検索BOXに著者の名前、性と名の略称イニシヤルを入れ、その後半角スペースを入力し著者(Auther)で検索するという識別のタグとして[AU]を入力する。それに既に紹介したAND,OR,NOTなどを組み合わせる。
図1田中 T先生の場合、TANAKA_T_[AU]となる。もちろん、名前がT(演算子)
AU=Authors’ Nameの略 クローン病の発表でtanaka T先生の発表は12件あった。ただ、Tは他の発表者から所属を割り出し推測することになるが、先生のつながりや国内発表の文献を読んでいると推測は容易です。
図2
図2は東京大学のTanaka T先生という仮定で検索してみた。検索BOXには下記のように入力した。
AD=AFFLL=Affiliation(所属) です。TANAKA_T_[AU]_ AND_ ”Tokyo_ university”[AFFL]
58件ヒット
検索BOXが見づらいので、検索式の詳細を確認するためにDetailsボタンを押す。
検索式が長い時に有効です。
図3検索式の詳細が表示されます。
PubMed Query: (takahashi T [AU] AND Tokyo University [AFL]
具体例2 発表者の国で絞り込む場合
図4タグ(演算子)は以前は[CY]でしたが、2008年現在、使えなくなっているようです。所属機関の検索に使う[AD]もしくは[AFFL]で検索すると良いようです。
CY=Country
"ulcerative colitis" AND _ USA[AD]もしくは[AFFL]
という検索式なのですが、USAとUSのヒット数に差があり、USでは数をひろってこないので、USAで検索して下さい。イギリスは、UKで検索して下さい。
図4の様にヒット数は2,164件でクローン病で同様に行った場合、2,328件でした。
具体例3 言語で絞り込む場合
図5"ulcerative colitis" AND "new therapy" AND english [LA]
もちろんヒット数は少ないですが、言語をJapaneseと指定し日本語文献を検索することも可能です。
ここで興味深い検索結果が出ています。
下線部の1.の文献のように、潰瘍性大腸炎の患者さんに好中級由来の酸化ストレスに関する発表があるということが判ります。
refractoryは難治性のという意味です。
具体例4 文献の年度で絞る
図61998年度から2001年度までに絞り込む条件式は 1998:2001[DP]と記し DP= Publication date
2008年度の発表が635件ある。2008年5月18日現在。非常に発表が多い分野であると言える。
図6はクローン病に尿道瘻(ろう)が出来て、保存的治療が成功したケースレポートである。
具体例5 雑誌名で絞る
図8雑誌名が判明しているものとします。PubMedでは正式名称もしくは、略称で登録されています。
正式名称やデーターベースに登録されている略称が判らない場合の方が多いので、雑誌検索から文献検索をする方法を紹介します。
まず、左のメニューの中からJournal Browserをクリックして下さい。
図7New England J*を満たす雑誌がリストアップされます。文字列を多く入力すればリストアップされる雑誌名は減ります。New England
Journal of Medicineがリストアップされていますので、クリックすると雑誌の情報が表示されます。
1)PubMedに、収載対象の雑誌であるかをJournal Datebaseで検索する。
2)Pubmedメニューに戻り、検索するバーに、検索式として入力する雑誌名の略称を検索するという利用方法です。
図9-1検索BOXには、N Engl J Medとのみ入力すれば、対象雑誌から収載されている抄録が絞り込まれます。60,488件あることになります。
図9-2Related Articles
検索結果が出たときの、各文献の右側および、その文献の抄録を表示させた右側に表示されます。
クリックすると関連文献が表示されます。ヒット数が少ない場合に有効です。
文献のサマリー(抄録)を読む
英語ですので頑張って読んでください。更に詳しい文献が欲しい場合は、文献発注を専門に受けおっている業者に頼むか、医学図書館に行かれてご確認下さい。
莫大な情報量を手にすることが出来ます。ただ、単純に初級1の内容は、ほんの文献検索の入口でしかありませんことをご承知おき下さい。
私に内容を問い合わせないで下さいね。とても膨大な量がありますし、あれ読んだ?といわれても最近忙しくて・・・・反対にどんどんご教授下さい。情報を共有化しネットワークする、これが新しいネット時代のストラテジーです!
文献取り寄せ業者
伸樹社 http://www.shinjusha.com/ コスト1文献約\800-1,000/P4-5 (著作権支払い代行料+ページあたりの課金)
サンメディアhttp://www.sunmedia.co.jp/ コスト同上 (最近使用していません。)
図書館リンクとしてはここが最強でしょう。
http://ss.cc.affrc.go.jp/ric/opac/opaclist.html
作成農林水産研究情報センター 林 賢紀氏
文献には出典が記されていると思いますが、その雑誌がリンク集で最寄りの図書館に収載されている雑誌であるか確認するという使い方が現実的かなあと思います。所蔵があれば図書館内の規約に従い、出向きコピーををするかその場で閲覧します。
図書館専用のコピー機でコピー用のプリペイドカードを発行されている場合があります。図書館利用を外部に受け入れているのか?利用資格、申請、利用料等の支払い等の確認を行う必要がありますので各図書館にお尋ね下さい。書籍の持ち出しは大学職員および学生以外には無理だと思います。
中級編 その2 検索タグを使いこなそう。Reference
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